ひきこもりの中年に救いが訪れることはきわめて難しい

 

 

こんにちは、M(エム)です。

 

いずれは増えるだろうと想像していましたが、ひきこもり中年にかかわる事件が最近目を引きました。

 

川崎の件も衝撃でしたが、下記の事件を知ってひきこもり中年の絶望的な状況を再確認しました。

 

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元次官といえば、尋常ではないエリートです。頭脳も、経済力も、人脈も一般のレベルよりはるかに上のはずです。

 

それが自分の子供一人をどうにもできず、殺害する以外に方法がなかった。

 

もちろんこれまでの長い間、さまざまなことを試みたでしょうが万策尽きたということでしょう。

 

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いろいろな意見があると思いますが、家族がもっとも恐れるのは他人様に危害を加えることです・・・。

 

 

 

私自身の経歴から絶望する気持ちはよくわかる

私も信じられないくらい長い間ひきこもっておりました。

 

主たる原因は、ある病です。もともとの虚弱体質と相まって、手がつけられないほど悪化していきました。

 

病の詳細については、トラウマに近いものがありますので書くことはできません。

 

20代はまだ楽観的で、「そのうち良くなるに違いない」「いい方法が見つかるはずだ」「遅くなったけど社会復帰はできる」などの希望をもって耐えていました。実際いろいろな治療を試した時期ではあります。すべて効果なし。

 

30代に入ると焦り始めます。病気はまったく良くなっていないけれど、とにかく定職に就かないとまずい。さすがにそれはわかっていました。

 

親は「焦るな」と言うのですが、「そんなこと言ってられない年なんだよ!」と振り切り職に就きます。しかし夜遅い業務でみるみる病状は悪化。わずかな期間で辞めることになり、自分の人生を呪いそうになっていました。

 

40代前半。健康状態は良くなるどころか徐々に悪くなるのが自分でもはっきり感じられ、途方に暮れて気力も失っていきます。激しい腹痛と血尿が出て病院に行った時には、「ああもう長くないかも。心配しなくても親より先に死ぬ運命だった」と覚悟を決めますが、検査結果では何も出ず拍子抜けしました。

 

相変わらずたまに散歩などで外出する以外は、横になったりしていることの多い日々。いつどんな形で死ぬのか気にしておりました。

 

40代後半。たまたま試したサプリが効き、わずかに体調が良くなったのを感じてやる気を取り戻した私は、散歩や室内運動を続けて様子を見ながら、「少しでも働こう」と決意します。

 

幸運が重なり、バイト的な仕事を奇跡的に得ることができました。必死の思いで1年継続して今に至ります。

 

 

助からないと思った時の選択肢は3つ

この長い長い年月の間に、心は折れて折れて複雑骨折といった感じですが、「もうダメ」と心から思っている時に人が選ぶのはは3つではないかと思います。

  • とりあえず先送りして生きる(考えないとか気を紛らわるとか)
  • 自ら死を選ぶ
  • 他人に危害を加える(家族や赤の他人どちらもあり得る)

 長期ひきこもりの人は1番目を選んで日々生きているのですが、それが極まるといつか2番目や3番目になるかもしれません。

 

私は幸い暴力性はなかったのですが、まさに「一人で死ぬ」ことを決める日が来るのかなと思っていました。

 

 

おわりに

く、暗い・・・。 何でまたこんな記事を書いてしまったのか(笑)。

 

ひきこもりの問題ってどこの家庭にも起こり得るかとは思います、自分や子供には無縁でも親戚に一人ぐらいいるとか。

 

若いうちに何とかしないと本当にまずいと思うんですが、私みたいに失敗して中年まで引きずってしまう人がいるわけで。

 

「一人で死ぬべき」っていう言い方は冷たいかもしれませんが、かといって「社会はあなたを大事にしている」とか言われても「は?」となるだけでしょう。

 

自分がもうどうにもならず、「人生詰んだ」と思い続けていたあの頃の気持ちはもちろん今でもよく覚えています。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。